第一陣 被災者支援のための物資輸送トラック出発

次は、支援物資満載の大型コンテナ4基が海外から到着予定!

SBSI girl box東北太平洋沖地震の被災者の皆さんのための物資輸送を実施いたしました。SET学生緊急事態対策本部との連携です。
今回、東京にて、SBSIが用意したトラックに物資を積み込み、他の団体の物資も含めて、東京を出発しました。
この第一陣では、羽毛布団30セット、サージカルマスク 900ケース、ハンドジェル(消毒用)100ケース、自動浄水・給水機、2台、飲料水 30ケースを輸送しました。
トラックは、仙台市内で、ガソリンを求めて前夜からずらっと並ぶ車両の横を通って、避難所などへの配送センターに到着。物資は、難民を助ける会など、現地で活動する団体を通して避難所に配布されます。

CWBA team
今月は、台湾の連携団体CWBAから、12メートルコンテナ2台と6メートルコンテナ2台分の救済物資がSBSIに送られます。食品や肌着、衛生用品、保温水筒、おむつなど、台湾のボランティアたちが、一生懸命集めて、梱包、積み込みをしてくれました。(写真参照)WANHAI LINESが、コンテナ輸送を無償で支援して下さいます。 CWBA loading container

国内の輸送には、燃料費などの経費がかかります。迅速に避難所や福祉施設などに配布されるよう、皆さまからのご支援をぜひお願いいたします。
詳しくはこちらです。クレジットカードからのオンラインでの送金も可能です。
すでに送っていただいている皆様にも、心から御礼申し上げます。

避難所に物資は足りている、と言われている中、困窮する被災者の方たちも大勢いらっしゃることから、特に困難な状況にいる方に物資を届けられるよう、 また、海外でも、また日本でも、多くの人が気づかい、案じていることをお伝えできるよう願っています。
必要とされている物を、必要としている方々に届けるための活動に、ぜひご協力お願いいたします。
また、物資については、大口のご寄贈をお願いいたします。少量だけの寄贈や、中古の物、日持ちしない物は受け取りかねます。
必要な物資リストは間もなく掲載いたします。(状況に応じて変わりますので、最新の情報をご覧下さい。)

SBSI TRuck Sendai sendai haiso center
3月22日発送分の物資は、
無事に宮城県に物資が届きました。
募金などでご支援下さっている皆さま、
ありがとうございます。
気仙沼地区など、
次の台湾からの
大量物資輸送のために、
引き続きご協力お願いします。

眞こころ–心と心を結ぶコミュニティーセンター

2011年8月、南相馬市で、サイド・バイ・サイド・インターナショナルが支援する 和みサロン「眞こころ」がオープンしました。 9月21日には、二カ所目もオープン!

 ともすれば、孤独になりがちな仮設住宅にお住まいの方たちが気軽に集える場として、無料のコーヒーやお茶、そして、温かな語らいのひとときを提供しています! 住民の方のためのイベントも開催されるほか、マッサージチェアやインターネットもあり、既に多くの方が訪れています!

場所


1)南相馬市 寺内第一 応急仮設住宅 集会所(南相馬市鹿島区寺内字前田96)

2)南相馬市 牛河内第一 応急仮設住宅 集会所(南相馬市鹿島区牛河内字与手五郎内290)

3)南相馬市 角川原(つのがわら)応急仮設住宅内の集会所(住所:福島県南相馬市鹿島区角川原字前川原69-1)戸数:76

営業時間

常時(年中無休)午前9:30から午後4時

運営:やっぺ南相馬(SBSI南相馬)連絡先→内田雅人 090-5352-7844

目的

・仮設住宅の被災者の方の交流を日々深める・仮設住宅の生活相談・仮設住宅での孤独感の緩和や孤独死の予防・仮設住宅での高齢者の虐待防止や早期発見・仮設住宅や南相馬市の地域情報伝達その他

(利用者の方のご家族の声:)母が高齢で、昼間も仮設住宅に閉じこもりがちなのが、大変気になっていましたが、こちらのカフェに毎日おじゃましては、楽しい時を過ごしていると知り、たいへん驚きました。

他にも、利用者の方たちで、「歩こう会」を作ろうというお話も進んでいます。

株式会社SOBAプロジェクトのご支援を受けています>
makokoro flyer

診療所で救われた命 感動の再会

 2011年3月18日

カンボジア滞在中だった日本のサイド・バイ・サイド(SBSI)スタッフは、2011年3月18 日にプノンペン市内の病院に入院しているチャンさんという女性のお見舞いに伺いました。
この人は、2010年9月に、滝から転落して岩に頭を強打して頭皮も破れ、100メートル流されている間に、大量の出血をしたようでした。さいわい、グラ フィス診療所に運び込まれて応急処置を受けた後、グラフィス救急車でプノンペンの国立病院に搬送されて緊急手術を受け、奇跡的に一命を取り留めました。そ してベトナムでのリハビリ後、プノンペンの病院に戻っていました。
チャンさんは、病室に来たSBSIのスタッフを見るなり涙を流し、英語でサンキューサンキューと言い続けました。事故のときに同行していた甥のライさんも 病院に来て、病院に運ばれてから現在に至るまでの状況を説明してくださいました。お見舞いに伺った時点ではまだ自力で歩くことは困難でしたが、支えられな がらの歩行訓練をしており、自分でも、毎日身体を動かせるだけ動かして懸命にリハビリを続けているそうです。
スタッフは、長期にわたる入院に懸命に耐えているチャンさんの姿に、とても感動しました。
チャンさんもご家族も、グラフィス診療所とグラフィス救急車がなかったら、今ごろ命はなかったかもしれないことを、よくご存知でした。そして、訪れたス タッフに深く感謝してくださいました。スタッフが帰る際も、チャンさんまで車椅子で外まで出てきて、見送ってくださいました。

このように、グラフィス診療所は、人の命を救うために貢献し、またその家族の生活をも救っています。

そこに診療所があったから・・・
グラフィス診療所が、カンボジアによくある診療所のように、医療従事者が一日の大半がそこにいないだどということはなく、きちんと機能していたからこそ、救われた命です。チャンさんに限らず、他にも身体の50%をやけどした女性など、多くの命が救われています。

この診療所のオリジナルドナーである 学生医療支援NGO~GRAPHIS~の皆さん、ありがとうございます。グラフィスの活動は、「たとえ学生でも、若くても、経験がなくても、貴い命が失われるのを防ぐ力があるのだ」ということを、多くの日本の学生たちに伝えていることでしょう。

SBSIより 被災者の皆さまへ

東北地方太平洋沖地震について、お見舞とお知らせ

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震におきまして,被災された皆様にお見舞いを申し上げます。
また犠牲になられた方々とご遺族の皆さまに、謹んでお悔やみ申し上げます。
サイド・バイ・サイド・インターナショナル(SBSI)では、
困難な生活を強いられている被災地の皆さまのために
国内外からの救援物資の受け入れと、
避難所など現地で活動する他の団体や市町村のための輸送支援を実施しております。
現在、物資のほかに輸送経費支援を呼びかけております。
(寄付金は、課税控除対象となります。詳しくはこちらをご覧下さい。)